デブに人権は無い

筋トレ、ランニング。最高の自己投資は、睡眠。

アクチュアリー数学 不合格体験記

明けましておめでとうございます。

今の時代、体験を売る、ということがある意味価値あることとなっているようです。そこであまり見かけないアクチュアリーの不合格体験記を赤裸々に書いてみようと思います。あまり需要は無さそうですが、自戒の意味も込め文字に残してみようと思います。

 

前提

私立文系大学卒

数学は大学受験時代に使ってた。理工学部とか国立大学の理系も受かってたけど公認会計士に興味があって大学は経済を選択

資格 公認会計士、簿記1級、TOEICは800点いかないくらい(バレるから自重)、統計検定2級

 

動機

監査法人に在籍していた際、不景気の影響で監査だけじゃやってけないと思われる時期があった。何か他に資格ないかとなってアクチュアリーに目がいった。

②ちょうどその時からビッグデータって言葉が流行りだしてこれからは統計学だってブームが来てて興味が出た。

③大学受験、会計士試験、修了考査が割と楽しかった。やる度に何かしら得るものがあり打ち込めるものが欲しかった。アクチュアリーなら平均7年とかなので飽きずにできそうと思った。

 

初回受験

平成27年数学のみ

指定教科書を適当に読んで受験。

過去問もよくわからないまま受けた。とにかく意味不明な状況でとりあえず受けるだけ受けた。最初のサイコロの問題だけはできた記憶あり。当然の不合格3。

 

平成28年

数学とKKT

数学は過去問10年分くらいやった記憶あり。

リスクを知るための確率統計入門とかも読んだ。シグマインベストメントっていう有料の数学の講座も受講。有料講座で得たものはあまり無かった気がします。

その一方でアクチュアリー受験研究会なる外部の無料でやってる集まりも数学は全部聞いた。順序統計量の説明とかわかりやすすぎで無料のクオリティではなかったです。

結果不合格1

その時の反省はもう少し過去問をやれば受かるという感覚が掴めたこと。間違えた箇所で無記憶性を持つ分布を答えさせる問題があったけどこれは過去問でもよく出てるし、大問2もちょうど20年分遡ればそのままの問題があった。他にも後ちょっと頑張れば出来そうな問題があった。

リスクを知るための確率・統計入門

リスクを知るための確率・統計入門

 

平成29年

一通り過去問は20年くらい解いて受験。

ストラテジー本は購入してよく使ってた。そして何という使える本なのかと思った。

仕事はクソ忙しくて大体家に帰るのが23時は過ぎ。近所のデニーズで朝2時くらいまで試験前は追い込み。

結果全然出来ず不合格2

過去問も今思うとあまり理解してなかった箇所から狙われて出来なかった。あと見たことない問題に全く対応出来なかった。理解して解くのが重要だけど、その理解っていうのがなかなか難しい。その点、その他の資格予備校は凄いと思う。TACやら東京CPAはマジで凄いと思った。理解させてくれる。

やはり教科書の特に国沢本から未出題を狙って来るなと感じた。過去問は平成7年の類題とか出題されてて過去問は30年くらいは必要と思わされた。ストラテジー本で過去にあまり出題が無いから後回しでいいという箇所からの出題がいやらしい感じ。

確率統計演習 1 確率

確率統計演習 1 確率

 

 

確率統計演習 (2)

確率統計演習 (2)

 

 

アクチュアリー試験 合格へのストラテジー 数学

アクチュアリー試験 合格へのストラテジー 数学

 

平成30年

数学とKKT受験

今年はWB印刷、有料で自習室を借り切って排水の陣。なんでこんなにやってるのか不思議になったけども、去年までは仕事が忙しすぎで勉強どころではなかったので体制を整えて再度受験したかったというのが理由。ARMAとか正規分布の確率変数の期待値、βの仮説検定で山張り。

 

結果、また受かって無いと思う。大問が出来て無いのと小問も落としてるだろう。

結論としては教科書の国沢本が決定的に重要なんじゃないかと思った。

大問3で国沢統計そのままの出題で正規分布の中央値の確率密度関数を求める問題があったんだけどこれが教科書の未出題事項そのものだった。

後統計検定で出た箇所から出題されることがある気がします。

イェーツの補正っていう未出題事項があったけど、直前の準1級で出題されてる。

 

本業も十分好調でかつやりたい分野があるからもう熱くなることは無い気がします。体調管理とか健康面の方が重要な気がしてるし。

もう真面目に勉強することは無いですが、やるなら国沢本だなあ。